ブリーチ剤を使ったハイトーンカラー

このブログを書いた人

ニックネーム:あづ
スタイリスト/カラーリスト 安積 宏実

美容学校在学中にFRAIS HAIRに参加 卒業後メインアシスタントの経験を積みスタイリスト・カラーリストとして活躍中 。カラーコーディネーター2級取得。

こんにちは、安積です(^o^)

色素の薄い、透明感のあるカラーって、
柔らかそうで、キレイで、おしゃれなイメージですよね♪

そんな淡いカラーは、
ハイトーンベースが理想です★

全体をブリーチしたり、細いハイライトを入れたり、
ブリーチを使わなくても退色してすごい明るくなっていたり、
そういう状態からだと、理想の色が表現しやすいです◎

日本人は、地毛が黒に近い暗い色の方が多いですよね(^^)

この画像でいうと、
2・4の黒髪を明るくする時、
8・10のように赤みが出やすく、
14のようなオレンジっぽい黄色になってしまいます(>_<)

そこを乗り越えると、
16の赤みの少ない黄色や、
18の淡い黄色になってくれます♪

どれだけ赤み消しカラーをしても、
最終的にオレンジになってしまう方も多いですよね(>_<)

それは元々の髪質で、黒の色素が多く含まれているからです…

なので、赤やピンクの暖色系カラーがお好きな方は、
とってもキレイに発色してくれます◎

逆にアッシュやグレー系がお好きな方は、
このメラニン色素が邪魔をするので、
15・16レベルのトーンから色味を入れるとキレイです♪

例えば、これくらいの明るさ↓↓

ビフォーの状態でも明るめですが、
そこからブリーチ1回して、
上から淡いアッシュベージュをかぶせています(^^)

アフターのこの明るさからなら、
幅広い色味が楽しめます♪

コチラはハイトーンではないですが、
全体にブリーチをしたことがあって、
ブリーチでリタッチしたのではなく、ハイライトをプラスして、
上からダークグレイッシュに★

暗くする分、色味を濃く入れることができるので、
グレーやアッシュの色味がしっかり出ていますね(^o^)

コチラは、全体にブリーチ2回された状態で、
バイオレットやグレーで、シルバーグレーに♪

ブリーチでしっかり赤みを削らなきゃ、
なかなか出せない色味です↑↑

光に当たると、白っぽく見えるところも(*^ー^*)

コチラはブリーチ1回でも◎

ベージュをベースに、
バイオレットとくすみのあるピンクを混ぜています(^^)

コチラはインナーカラーで、わたしの髪なのですが、

ビフォーでは、ブリーチ1回しただけの状態で、
アフターは、シルバー系にカラーリングしたものです(^ー^)

ブリーチ後の淡いカラーは、
基本的に色持ちが長くは持続しません(>_<)

2週間くらい経ったら、
ブリーチしたての黄色ではなく、
淡いベージュ系に退色します★

ブリーチは脱色剤なので、
ケアしつつでも、1回するとダメージがかかってしまいます…

退色すると黄色になり、色落ちも早いです(._.)

ですが、やっぱり理想の色味には少しでも近づくことができるので、
学校や職場など、規制が厳しくない場合は、
視野に入れてみるのもいいかもしれませんね♪

トライする時は、
お家でのお手入れをしっかり忘れずにっ★

できる範囲でヘアカラーを楽しみましょう♪

あづのひとこと