キーワードは酸と熱★髪質改善トリートメントとは?

このブログを書いた人

ニックネーム:あづ
スタイリスト/カラーリスト 安積 宏実

美容学校在学中にFRAIS HAIRに参加 卒業後メインアシスタントの経験を積みスタイリスト・カラーリストとして活躍中 。カラーコディネーター2級取得。

こんにちは、安積です(^o^)

前回の更新から、
けっこう開いてしまいました(>_<)

今回は、以前受けた講習会の内容についてです★

近頃、巷で噂になっている、
“髪質改善トリートメント”をご存知ですか?

縮毛矯正でも、ダメージケアのトリートメントでもない、
新しい“髪質改善”という枠、「プレックスメント」です(^ー^)

縮毛矯正もヘアカラーも、
新しく生えてきた根元だけのリタッチをすると、
その時は、毛先にダメージがかからないのですが、
繰り返していくと、当時お薬を付けていた髪が毛先まで伸びて、
結局傷んで、ダメージが気になってしまうというのを、
“どうにかしていけないものか”と、フレイスでは悩んでいまして…

そこで、この講習会でお勉強いたしました★

髪の毛は、爪や皮膚と同じで“ケラチン”というタンパク質でできていて、
そのタンパク質は、18種類のアミノ酸からできています(^^)

カラーやパーマなどのアルカリ性のお薬によってアミノ酸が分解され、
髪の表面の膜となっているキューティクルが開いて、
タンパク質が流れ出てしまって、
パサつきなどのダメージに繋がってしまうのです(>_<)

「プレックスメント」は、18種類すべてのアミノ酸を配合し、
髪の補強、補修をしてくれます◎

モデルになってくださったのは、
いつもフレイスで縮毛矯正やヘアカラーをしているお友達と、
実はクセがあって、広がってしまう髪の持ち主、磯嶋さんの2人(^o^)

まずは、お友達の施術前↓↓

ピントが合ってないというのもありますが(笑)、
根元がもしゃっと(>_<) 毛先もパサつきが見られますね(>_<)

お薬を塗布して、
20分程しっかり温めます↓↓

温めたら、一度お流し★

縮毛矯正と同じく、
しっかり乾かして、ブロー、アイロンをします(^^)

この熱を入れていく工程がとっても大事で、
熱を入れれば入れるほど、
キューティクルが整い、
うねりやパサつきを抑えることができます◎

縮毛矯正と違う所は、
この後、定着させるためのお薬を塗布するのですが、
ここまでで終了可能です(^o^)

磯嶋さんは強いクセではないので、
アイロンをして終了したパターンを★

しっかり熱を加えたので、
ツヤがものすごいです!

お友達は、アイロン後にトリートメントをしたパターンを★

毛先もまとまりました(*^ー^*)

専用の、お家で使うシャンプーとトリートメント、
一週間分くらいあるのですが、

これを使用することによって、
より効果的だそうです★

もう一つ縮毛矯正と違う点があって、
縮毛矯正やパーマは、
髪の内部の組織、結合を切り離して、くっつけるという流れなのですが、
その切り離しをしないので、
お薬によるダメージがないのです◎

この状態がいつまで保てるか…

縮毛矯正は、一度しっかりストレートにできた部分は、
基本的にはずっとストレートです♪

ですが、カラーと同じで、毛先のダメージ部分は特に、
中に入れ込んだアミノ酸が流れ出ていくと、
元に戻りやすくなってしまいます(>_<)

そして、酸が入った髪にアルカリも入ってしまうと、
水と油のように反発し合って、
ダメージに繋がってしまいます(>_<)

しかし、カラー剤やパーマ液には、
そのダメージ要素が含まれているので、
そこに、このアミノ酸をプラスしないと大変なようです(>_<)

同じものを取り扱っているお店を探さなきゃいけないのか、
常にアミノ酸を取り入れていかなきゃいけないのか、

毎日のお手入れがしやすく、
今後の施術に響かない“髪質改善”を、
更にお勉強していきます!

今回とまた違うメーカーさんの講習会も受けましたので、
そちらの様子もお伝えいたします(^o^)

ストレスフリーな毎日を一緒にいつくっていきましょう♪

あづのひとこと